【Logic Pro】iPhoneやiPadの音をLogic Pro Xで録音する方法

カテゴリー - 音楽制作

公開日: 2021/05/03

iPhoneやiPadの音をLogic Proで録音する方法について書いていきます。音楽制作を行っていて、ふとした時にiPhoneやiPadの音を再生してレコーディングしたくなるケースというのは意外とあるので、是非チェックしてみてください。

iPhone から鳴らした音を Logic Pro で録音する方法

音楽制作を行っていて、iPhone で出した音を Logic Pro で録音したくなるシーンは割とあると思います。

iPhone で予め収録していたボイスメモや動画の音を Logic Pro で録音したいケース(※)、iPhone のアプリ上で鳴らした音を録音したいケース、などなど。
(※ちなみにボイスメモであれば、 AirDrop を使ってボイスメモのファイル自体を PC に簡単に転送することもできます)

ここでは iPhone や iPad の音を Mac 上の Logic Pro で収録するための方法を書いていきます。

iPhone から鳴らした音を Logic Pro で録音するための具体的な手順

具体的な手順については下記のとおりです。

  • Lightning ケーブルで iPhone や iPad と mac を接続する
    • iPhone と mac を接続させたときに、 このmacは信頼できますか? という内容のアラートが iPhone 側に出てくると思うので、信頼できると選択しておくこと。これを選択しないと、このあと起動する Audio MIDI設定 内で接続した iPhone や iPad を有効にできない
    • また、iPhone と mac は iTunes などで同期させる必要はないので、もし iPhone などを接続した際に itunes が立ち上がって iphone と同期させようとしてもそこはキャンセルなどを押しておく
      (ちなみにこのように手持ちの Mac と同期させる必要はないので他人の iPhone などでもこの手法は可能かと思います)
  • Mac でアプリケーションのユーティリティ内にある Audio MIDI設定 を起動する(下に画像を載せているので、そちらも参照ください)
  • Audio MIDI設定 内で接続した iPhone や iPad を有効にする
  • Logic Pro を起動させて、環境設定 -> オーディオ を開き、入力デバイスから接続済みの iPhone や iPad が選択できるようになっているので、それを選択することで接続した iPhone や iPad の音を Logic Pro 側で認識できるようになる(下に画像を載せているので、そちらも参照ください)

以上の手順を踏むことで Logic Pro で iPhone の音をレコーディングできるようになります。

手順を行う際の画像キャプチャ

上に書いた手順内の画像キャプチャをいくつか載せます。

Audio MIDI 設定で iPhone を有効にする

iPhone を接続すると Audio MIDI設定 に iPhone が出てくると思うので、ここで 有効にする を選択してください。

Audio MIDI設定でiPhoneを有効にする

Audio MIDI 設定で iPhone を有効にしたあとのキャプチャ

下記のようになっていれば接続は完了です。
作業を終えて、iPhone を取り外す際は、無効にする を押してから取り外しを行ってください。

Audio MIDI設定でiPhoneを有効にしたあとのキャプチャ

Logic Pro のオーディオ設定から接続した iPhone を設定する

iPhone が正常に接続できていれば、Logic Pro の環境設定 -> オーディオ から iPhone を選択できます。
画像のように設定を変更すれば、iPhone 内の音が Logic Pro に取り込まれるようになります。

Logic Proののオーディオ設定から接続したiPhoneを設定する

最後に

iPhone から鳴らした音を Logic Pro で録音する方法については以上となります。

音楽制作を行っていて、ふとした時に iPhone や iPad の音を再生してレコーディングしたくなるケースというのは、意外とあるので、レコーディングの際には手元に Lightning ケーブルを用意しておくと便利かもしれません。
(ちなみに iPad Pro などで利用されている USB-C でも同じようにできるかは検証していません。今度機会を見つけて検証してみようと思います)